2020年10月7日水曜日

宮前Queens有終の憂愁

 川少連大会@桶狭間の...じゃない、多摩川河川敷の戦いである。まずは隣の戦場で先行していた5年連合クラブJrの写真を、サックリと。例によって今回ブログもとてつもなく長い、覚悟されたし。

初回こそ相手に先制点を奪われたものの、中盤以降はJrの本領発揮、着実に加点する。

ベテランSashiki監督、Ureshino、Maeda両コーチのベンチワークも冴えて、危なげない勝利であった。来年の宮前も楽しみである。

そしてQueens(連合の体裁なので正式名称はスマイリーズ)であった。Qに限らず今年は写真が少ないので、試合に到るまでのノックなども追っている。せっかくなので一部掲載。

既報の通り、超久しぶりに総監督Koshimizuさんも元気な顔を見せた。訳あって仕事がほぼ休みのない状況になったらしく、幾分痩せたように見えるのは筆者の気のせいではないだろう。でも元気で何よりであった。

せっかくなのでPart2。シートノックも外野の小さい子を中心に数点アップ。

試合開始。なんと驚いた。高津ドリームス相手投手はサウスポーであると同時に、正統派アンダースローであった。かつて川崎北高にナックル姫がいたが、こちらはさしづめサブマリン姫か。のちにこのサブマリン投法にQ姫たちはキリキリ舞いすることになろうとは。

初回表Qの攻撃。切込隊長Tohkoが四球で出塁、相手失策に乗じて俊足を生かし三塁まで到達すると、パスボールで本塁帰還す。まずは先制点をあげる。これまたせっかくなんでPart3。ほぼ出場選手全員(1年生Emiを除く)の写真を順を追って掲載しちゃう。

見逃しストライクでもニッコリマッコリ、なぜかカメラ目線のRana。

それにしてもQの大黒柱主将のKarinであった。彼女は別会場で出場の単独チームレッパでもレギュラーを張っており、この日はレッパの試合終了後スーパージェッター流星号に乗って、多摩川へ馳せ参じたんである。ギリでなんとか間に合った。東奔西走、八面六臂(はちめんろっぴ)の大活躍。ちなみにレッパはなんと驚いたことにコールド負け。古豪復活、今年宮前を席巻したあの強豪古豪のレッパを打ち負かすチームっていったい、どんだけ〜!?...。

Q名物、多くのOGやOG家庭が応援に駆けつけてくれるのがQの誇りである。ふと足元の得点板ポールをみるとあまり見たことのない蝶々がヒラヒラ舞っていた。まるでバットマンの翼が骨だけになったみたいな。

前述のようにサウスポーから低空飛行で鋭く弧を描き、手元でするんと舞い上がりベースを通過するサブマリン投法に、Q打線は翻弄され無安打のスコアが続く。四球や失策で出塁すれども残塁の山となる。対する高津ドリームスは3回以降着実に加点し、Qは劣勢に立たされる。

ここでフレンズ広報としても特筆したい。その昔QにはフレンズのHarukaがいた。記録よりも記憶に残る姫であった。今はもう立派な社会人となって、2月のフレンズ40th記念式典では、その美貌から周囲のOB男子の耳目を集めたものである。今大会Haruka以来のフレンズからQ軍団へ参加したのが、4年生Satsukiである。女子同士の野球の楽しさに憧れての参加である。フレンズからQueensへ。これは長年の筆者の念願であった。異を唱える指導者もあろうかと思うが、「子どもファースト」という観点から言えば、その子がやりたいと言う希望を叶えてやるのが、少年野球に携わるオトナの務めではないだろうか。家庭によっては送り迎えが難しいのが難点だけれど、Queensは助け合ってサポートする絆がある。母たちでもそうだし、「なんなら俺がSatsukiの送り迎えやってもいいよ」とまで言ってくださったのは怖れ多くも代表Murataさんであった。Satsuki父母はとにかく仕事や子育てが忙しい。Nakamuraオヤジは仕事先の現場に寝泊まりしながら、そこで連盟事務局の仕事をこなしてメールしているくらいである。まださほど親しくしてないQに対して遠慮があるみたいである。しかし正式入部すればNakamura父母はQに強力なサポートできることは間違いない。筆者はそれをフレンズで見て来て実証済みである。

俊足を見込まれ代走に起用されたSatsuki。この時点ではフィールドを元気に駆け回っていた。

敗戦濃厚でも歯を食いしばり、大声でチームを鼓舞し力投するKarin。ちなみに女子は大きな観点に立ち、川崎連盟の女子野球の現状を鑑みた大観(たいかん)であろう、男子のような70球制限はない。終盤点差が開き敗戦を覚悟したSatoh監督は、小さい子も全員投入に切り替えて、控え選手の代走や代打や守備交代に舵を切った。

前述のように本来ならもう少しQの打力はあったのだが、例のサブマリンに翻弄された感は否めない。特に小さい子にしてみれば野球場に行ってみたら、サッカーをやらされたような感覚だったかもなんである。あえて高津ドリームスの投手を褒めたいと思う。あっぱれであった。

試合後のミーティング。初体験のKarin父コーチ、大変お疲れであった。

ふと見るとイケメンMochidaコーチが、見たことない美魔女たちに囲まれているではないか。さてはモッチーファンクラブのファンミか?この後の飲み会で聞いたところ、MeikaやHimariが所属していた女子硬球野球クラブ京急の母たちだったそうだ。かつて筆者も20代の頃、仕事で打合に通っていた取引先クライアント(某有名な菓子メーカー)の女子社員に「Teshimaファンクラブ」があったらしい。今は昔、頭髪フサフサの頃の今昔物語ではある。

最後にOGやOG家族のスナップショット。こうして今でも応援に来てくれるOG家族がいることはQueensの誇りでもある。個人的見解であり誤解を恐れず言わせてもらえれば、宮前のみならず川崎でも男子チームも含めて、これだけOGが応援に来てくれるチームは他に類例を見ないのではないだろうか。「いや〜久しぶり〜」的にあちこちで笑顔が弾けるのであった。写真はそのほんの一部のみだけど。

これでQは来季にシフトチェンジする。男子チームも含めて今年も秋の気配濃厚な、そんな時期を迎えたのであった。優秀な有終の美は飾れなかったけれど、「有終の憂愁」であった。

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