Queens日曜境川でのJA共済杯のあと、Mochidaコーチと筆者は巨大なワンボックスカーNakamura号の車中の人となり、数名のQ姫たちと共に一路有馬方面へ帰還となったのであった。帰路Nakamura母が「Teshimaさん、この後西有馬でBチームがヤングさん2年生と試合をやってるから是非来てくださいよ」「Maedaさんが手塩にかけたBを見てください」と、懇願、請願、併願、念願、ついには祈願してきたんである。
フレンズではもう数年前からMaedaコーチを中心に、園児を含めたジュニアフレンズを立ち上げて、なんとか裾野を広げようと人員確保のために東奔西走していることは知っていた。もしMaedaさんやNakamuraさんたちのこの努力がなかったら、フレンズは少人数すぎて公式戦出場も断念せざるを得ない状況になっていたかもしれない。今のフレンズがなんとか存続しているのは、コーチや父母の努力に加えて、このMaedaさんたちの熱意が根底にあると思うのだった。最初はジュニアが集まってもなかなかフレンズ本体への入部までには至らず、それでも地道に活動を続け、本体チームもジュニアのために貴重なグランドと時間を提供し、やっとその努力が実り今に至るわけで。人数難の土砂降りのあと「雨降って地固まる」と言うではないか。「雨降ってジジイが溜まる」とも言うが。「晴れない雨はない」とも言う。「雨後の筍(タケノコ)」のように、高く聳える前の竹の子ども、柔らかく若いタケノコがそこかしこに芽生えていたのだった。
...「女性にそこまで言われたら行かざるを得ないではないか」と内心ほんの少し男気を感じつつ、西有馬に到着した時は「Nakamura母に拉致されて来ちゃった」と言って、久々のフレンズへ行ったのである。午前の薄曇り境川とは一転し、午後の西有馬の空は五月晴れであった。
ヤングでは低学年も多く、過日たまたま話が合って今日の試合となったそうな。ヤングはTボールも兼ねていてお母さんも参戦、実に楽しげな光景が目の前に広がっていたのだった。「楽しいちびっ子野球」の真髄を見たような気がした。やはり子どもは日本の、いや、世界の宝なんだと改めて思う。先ほどまで境川で一緒だったYunoやYuno父母も参加。
境川のネット越しの薄ぼんやり画像とは打って変わって、クッキリ一眼レフの本領発揮。Fの名物男やんちゃボーズのEitoは相変わらず貫禄十分の存在感。「ボールを追いかける目の輝きはAチームよりこの子たちの方がずっと素晴らしい」と筆者に話してくれたのはAチームのKonno父だった。(実際の言葉より少し筆者の意訳あり)
しばらくFから距離を置いていた私。ましてやこのBチームは数名を除きほとんど知らないわけで。逆に初見の子どもや父母から見れば、筆者はもっと奇妙なオジサンに見えたに違いない。心はフレンズなれど帽子はQueens、ジャンバーは連盟の外見なんだから。ヤングBはSashiki監督の元とてもまとまって良いチームだと、折りに触れて多方面から風の頼りに聞く。
フレンズVSフレンズのQ三人娘の熾烈な熱き戦いは、上になったり下になったりのシーソーゲーム。...なんちゃって。Aoi母がすかさず写メを撮影...それを背後から筆者すかさず撮影。
久々のフレンズ、ヤング含めて小さい子どもたちの無邪気でかつ真剣な眼差し。実に清々しい心洗われるような気分で、西有馬小から自宅までの2,3分間の帰路は、Qの惨敗の重い足取りがちょっぴり軽くなったような気がした。(^-^)
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