2022年5月15日日曜日

審判 神対応

 いよいよ防犯大会準決勝、ベスト4の戦いはいずれも熾烈を極める好ゲームの連続となったんである。筆者レンズを通して真剣な眼差しの子らを撮るのは、この上ない喜びでもあるわけで。現場での肉眼ではなかなか見極められない選手の表情を、レンズを通すと如実に分かることが多い。さすがは準決ともなると実力伯仲の展開となったんである。

●モンタVS花フラ戦

筆者が少し遅れて到着時にはすでに1:1の同点となっていた。

下の写真。決して寄ってたかって緑亀をいじめる浜辺の村の子どもたちの絵ではない。浦島太郎はいないのか?

写真の楽しい奇跡のショットPart1。二人の「人」が偶然同じ「人」のカタチに。

写真の楽しい奇跡のショットPart2。モンタバッターランナーが二塁上でガッツポーズ。これを花フラ内野手が「よしよし、よくやったね」とメットをなでなで...。ではない。足の立ち位置をご確認あれ。実は二人の位置関係はベースを挟んで前後してズレており、交わっているのではない。花フラ選手はこっちへ送球するなとチームメイトにバッテンのサインを送っているのである。筆者がインスタグラムをやっていたら速攻でアップしたに違いない。

さて試合は4表M軍団の攻撃。更に1点を加えて2:1とリード。

独走は許すまじと、H軍の猛攻、すぐさま1得点しまた2:2の振り出しに、時を戻そうとばかりに奮起。

H軍主将のサードくん。痛烈なサードゴロを果敢に捕球し、すぐに眼光鋭く二塁走者を睨みつけたっぷり目で牽制、瞬時にファーストへ豪速球の送球でアウト。実にかっこいいではないか。他にも両軍走攻守で随所に見所満載の好ゲーム。

息詰まる戦況の中、最終回に雌雄を決したのはH軍だった。走者を三塁に置き、見事なサヨナラ安打を放ったのは背番号4、UreshinoコーチのJr、Kohkiくんであった。満面の笑みで彼を出迎えるナインたち。2:3×で花フラ勝利。ほぼ全員6年のHに対し、ほぼ全員5年チームのM軍も最後までよく頑張ったと賞賛したい。

●サンダースVSレッパ戦

初回終了時、やはりR軍が1点先制す。両軍ともに超速球派の投手陣。躍動感溢れる投球フォームのR投手。

下の写真は連盟本部でお昼ご飯の買い出しに呼応するシーン。知らない人のために言うけれど、お昼が近づくとSatohさんあたりが音頭を取って、皆の希望を聞きスーパーやコンビニなどへ買い出しに行くんである。今日はMatsui会長の「カップラーメン食いてえなあ」の一言で電気ポットを準備しちゃって、買い出しに。Satoh(M)さんの問いかけに「俺もカップラーメン!」と反応し手を挙げたのが連盟副会長兼TAのSatoh(T)さんである。筆者も日清カップラーメンであった。筆者は袋麺派だが、たまに食うカップラーメンは実に旨し。

そんな「お昼ご飯ナニする?」問題に関わって、ふとグランドを見るとR主将ショートのSuzukiくんが超ファインプレー。いやスーパーハイパーウルトラファインプレーであった。強烈な三遊間を抜けるであろうライナー打球を、横っ飛びで逆ハンドのダイレクトキャッチ。外野手のスライディングキャッチはたまに見かけるものの、内野手のダイビングダイレクトキャッチは滅多にお目にかかれない超美技。その一瞬をカメラに収められなかったことを悔やむ筆者であった。最もカメラが相当なプロ機材でかつ、最初から守備選手だけを狙っていないと困難なワンシーンである。

2裏R軍更に1点加点し0:2。しかしナニがあったのか筆者は見てなかったのだが、スリーアウトのあとほぼ全員がマウンドに集まってからベンチに帰るSナイン。滅多に見れない全員揃って帰還の光景。

3表とうとうSが長打、サード強襲、鮮やか怒涛の攻撃で逆転す。3:2。更に3裏S投手は針の穴に糸を通す絶妙のコントロールでR打線を封じ、簡単に3アウトを取り流れはSに傾いたか?

しかしR投手の鬼気迫る力投に衰えは見えず、ギュンギュンキレのある速球を決める。そのエースの力投に応えるかのようにR打線爆発、ついに5裏には5得点し3:7と勝ちパターンに持ち込む。

さすがは宮前の頂点を目指す準決。Sも最後のチカラを振り絞り土壇場で2得点し肉薄する終盤。背番号5-6番の打撃フォームは瓜二つに酷似。Sの日頃の打撃指導の良質さを想像するわけで。

激闘の末の5:7でR軍に軍配が上がった。

ところで終盤、試合中のふとした瞬間に打者が素振りした時、主審のHayashiさんの肩にバットが強打した事故があった。会場は騒然とし一旦時間を止めることに。試合終了後当該選手は涙ながらにHayashiさんに謝罪した。これに対しHyashiさんは神対応だった。「いやいや気にするなよ。オジサンが注意散漫でこっちが悪いんだから」と。子どもにしてみれば自分の不注意で大人を傷つけたと、自分を責めることになろう。今後心の傷となるかもしれない。それを見越したかどうか、Hayashiさんが神対応を見せてくれたのである。さすがは大型バイク乗りの鷹揚さである。終了後R軍の美人スコアラーが駆け寄ってきて右腕に応急処置を施していただいた。俺も今後4回目のワクチン接種もこんな美人さんにしてもらえたら素敵なこと...なんて不埒(ふらち)なことを思ってしまう筆者はサイテー野郎である(^-^)

さてこの後はジュニアの防犯大会。花フラのQ姫Kaede母らが給水係。こちらも美人母軍団であった。Jrの試合は写真中心にて展開。

それにしてもこれだけは特記したい。H軍のBチーム充実ぶりである。守備の場面でのモンタベンチはすっからかんのもぬけの殻状態。フツーはこうである。

対してH軍。ナインが守備についても尚、この控え選手スズナリ状態の人数充実ぶり。「駅前チームの大所帯」現象が叫ばれて久しいが、それを証明具現化する画像である。

以下、写真にて。

選手人数の多さはイコール母応援団の多さに比例することは、火を見るよりも明らか。丘の上からこちらも美人母たちがスズナリ状態で観戦応援。おお、Ureshino母もいるではないか。

試合はH軍優位のまま時は流れ...。

0:6花フラ優位の戦況で筆者は戦線離脱。毎週土日は日中写真を撮って帰宅後、深夜までブログ文章執筆の激務に、最近、いやずっと以前からいささか疲労感、徒労感、倦怠感を感じてしまう今日この頃なんである。帰宅後酒をかっ食らいながら写真選別していると、巨大なジョーズのような睡魔が襲ってきて爆睡しちゃう展開は毎度のこと。翌月曜朝からの仕事のことが脳裏に蘇ると余計ナーバスになっちゃう。それでも頑張れる時は頑張れることが己のために良いことだと信じつつ、今回は筆を置く「晴耕雨読」なんであった。

来週末はいよいよ決勝戦、なんである。

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