なんと言う快晴、暑くもなく寒くもなく、空は晴れ渡り風も爽やかな土曜のQueens第四公園なんであった。北部大会VS花フラ戦である。相手は5年以下とは言え防犯Jrでの王者なんである。(イコール同メンバーかは分からないけれど)Q女子は試合数が少ないゆえ6年も含まれる。果たして内容は如何に、なんである。北部は勝ち負けの結果よりも、教育リーグ的主旨があるので、内容重視なワケで。
先頭打者は攻守ともに強力な頼もしい戦力が戻ってきた、完全復活のAinaであった。ファインダー越しに見ていると初球からイクのではと感じた、なぜならかつてQだったかリトグリだったかで、初球をかっ飛ばした記憶が脳裏をよぎったからである。勘は的中し初球を見事センターオーバーの二塁打となった。続くフレンズ主将でもある2番Satsuki。2球目を今度はレフト方向へタイムリーで、たった3球で1点先制。更に3番Qの最強打者Sakiは3球目をライト方向へこれもタイムリー二塁打。1球目をセンター、2球目レフト、3球目ライトの連打で、わずか6球で2点をもぎ取ったのである。Qの攻撃で久々に見た電光石火の爽快な攻撃であった。更にSuiの内野安打で3点先取。
続く2表にもQはまたAinaとSatsukiの安打などで2点追加し5:0。
ラーメン屋に行って1000円超えの「全部乗せ」を注文したことはないが、このQueensでは小さい子も「全部載せ」で掲載しちゃう。最年少Kotoneが右も左も分からず、けれど先輩女子たちが面倒を見てなんとかカタチになっている。この後彼女がとんでもない栄誉を手にすることになる。(^-^)
ちょっと箸休め。ケーキ屋さんの冷ケースにイチゴのショートケーキが並んだかのよう。
試合そっちのけでスコアボードをおもちゃにするのはQの小さき子らの特権だ。3裏にはHFにタイムリーが飛び出し2点を返す展開。
北部大会の主旨もあり監督Satoh(Mako)さんが後半慌ただしく選手の入れ替え。小さい子の経験を積むことは素晴らしいことである。これは花フラ監督も同じであった。毎回のように選手交代の変更でQベンチに足を運ぶ。
小さい妹軍団たちは試合なんかそっちのけで、しっかり女子会で盛り上がっている。「ふふふ、今に見てろよ。そのうちQueensに入ったら女子野球の面白さを思い知らせてやるぞい」と思ったのは筆者だけだろうか。手ぐすね引いて待ってるかんな〜(^-^)
試合は最後の花フラ軍の猛追及ばず。終了後花フラ監督さんからちょっとした粋なサプライズ。勝者QのMVPは、ライトの守備についただけの最年少Kotoneだったんである。Q全員が拍手喝采であった。父母も目尻を下げてスマホを向ける。実に素晴らしい。将来は男子をきりきり舞いさせる本格派左腕になるに違いない。
更にQにちっちゃい新しい仲間が増えた。ずっとQに来ていたが体験入部だった現幼稚園特待生(年長さん)のKoharuにも背番号21のユニフォーム。父はガッツリ野球大好き豪速球を投げるSasakiさんである。ガブガブのぶかぶかのユニフォームはほぼ七分袖、レッドカーペットを歩くハリウッド女優並みのロングドレス状態であるが、女子はこれがまた可愛いものである。Qで背番号20を越えるのはいったい何年ぶりだろうと、Murata代表と感慨深げに話したのであった。
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