2010年10月23日土曜日

「魚が出てきた日」

先日のブログで、Inoueコーチから携帯に届いた「飛鳥2」の写真を載せた。
3連休は3連休
それを見たフレンズの重鎮Kanedaコーチから負けじとメールがあった。
Kanedaさんの生まれは島根県は浜田の産。このブログ右のUNIQLOカレンダーでも浜田の美しい浜辺の映像がいくつかエントリーされている。今までKanedaさんから生まれ育った郷里、港町の良さを幾度も聞いてきた。
添付ファイルで送られてきたのは、その浜田の港にあの「飛鳥2」が去年寄港した時の写真だそうだ。
曇り空の灰色と鈍色(にびいろ)に光る海の水面(みなも)。その中央にくっきりと真っ白く圧倒的な存在感を誇るかのように停泊する「飛鳥」......。

この写真を見た瞬間、ある映画を想い出した。
こんな豪華客船ではなかったと思うけれど。小学か中学か高校くらいに(記憶が曖昧模糊)TVの洋画番組で観たんだったと思う。たしか「魚が出てきた日」というタイトルだった。すかさずTSUTAYADISCASで調べたけど...ない。もう廃盤なんだろうな。ネットで他を検索したら、あったあった。簡単に要約すると...「ギリシャ・エーゲ海に墜落した二人のパイロットが、墜落時に紛失したある重要な爆弾を血眼になって探しまわる話」であり、「対する別の軍関係者も極秘裏にこれを捜索する展開」で、しかし「実はその爆弾を拾った田舎のおっさんが、中に入っているのが爆弾と知らずに金属の箱をこじ開けようと必死になり」そして「軍部の言動から島が一気に観光ブームになり、観光船で客が島へ押し寄せる」....といった内容。
この時の観光船と島のコントラストが、先の写真によって筆者の脳みその隅に引っかかっていた、少年時代の映画の記憶とオーバーラップしたのであった。1968年の映画で白黒かカラーかも定かでないけど、二人のパイロットがなんとも哀れなのにコミカルで大笑いしたのを覚えてる。そして、ラストはその笑いが凍りつく衝撃のシーンだった。「魚が出てきた日」というタイトルはこのラストシーンのためだけにある。「チェルノブイリ」を何十年も前に予測したような、コミカルながらも強烈な風刺の利いたいい映画だった。
ん〜む。昔観た印象的な映画の記憶というのは、今は心の水平線の渕にかろうじてぶら下がっているけれど、あと10年もすれば一つひとつ暗闇の底へこぼれていってしまうのかな。一枚の写真からこんなふうに記憶の渕から救出された1本の映画の話でした。
それにしても廃盤と聞くと、ますますもう一度観たくなるのには困ったもんだ。
VHSテープでいいから観たくて仕方がない。
そんな映画、みなさんにも1,2本くらいありませんか?

2010年10月21日木曜日

オヤジオバサン犬発見!?

先日町田方面へ行った。川べりのフェンスに取付けられた、ニッポン全国どこでも見かける「犬のフン・後処理啓蒙告知ぺカペカベコベコ板」である。

右下の犬のイラストをじっと見てるうちに、気がつくと尻のポケットから携帯を抜きカメラモードにしていた。どうにもこうにも愛すべきキャラに思えて仕方がないんである。

犬のイラストにありがちな、キラ〜ンとした晴れがましくニコヤカな表情とはほど遠く、上目遣いで斜(はす)に構えちょっとすねたような眼元の雰囲気。少年野球の集合写真を撮ると一人くらいこんな表情の子がいるものだ。

Tシャツに短パン、左手にはビニール袋。
初夏の土曜の朝、カミさんに「休みの日くらいはクリーニング屋にアンタ行ってきてよっ」と言われたサラリーマンおやじが、シブシブ着替えて街を歩いてる姿に見えてしょうがない。日本のサラリーマンは普通スーツを着ているけれど、本当にカッコイイ男は、スーツという制服を脱いで日常の普段着を着た時に、どれだけサマになってるかで決まる...という筆者の偏見的基準がある。平日スーツというバリアを身にまとっていても、素に戻った時の普段着が全くダサイ男が多いような気がする。ましてやこのイラストでは、お腹のあたりがメタボリック的兆候を予感させる一本のシワが入ってるし。

オヤジっぽいと思ったら、果たしてこの足もとの雰囲気はどうだろう。
脚のO(オー)脚的な曲線とミニーマウス的ハイヒールっぽい靴。豹模様のジャケットを着て都会の百貨店のバーゲンセールにいそいそと出かけて行く、関西系の田舎のオバチャンの脚に見えて仕方がないのは私だけだろうか。

誰が描いたのだろう?描き人知らず。全体のバランスが絶妙で見れば見るほど味わい深く、デジタル全盛の今、なかなかお目にかかれない手描きの良さ満開のイラストである。
ところでこのオヤジオバサン犬。この絵を見る限り、自分で排泄したウ○コを自ら拾って袋に入れているのかもしれないな。エライッ!
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2010年10月19日火曜日

夜のオトナの楽しみ

夜になり...子どものいない時に...たまには....お互いオトナなんだから....いいだろう?

Hなコトを連想した方は、心身ともにすこぶる健康な証拠である。
今週の土曜日は...オトナの野球なんである。
普段から仲良くさせてもらってる超マンモスチーム「鷺沼ヤングホークス」さんのコーチ・父たちと一戦交えることに。ヤングさんはその名のとおり若いお父さんが多いと聞く。しかも子どもの数が多い分、オトナの人数にも事欠かないであろう。対するウチは人数少なく、年齢も若干いや、結構いや、相当上かな。なので高校・大学生のフレンズOBを投入予定だ。(ズルイ?)
随分昔には、小学校の先生チームとやったこともあるそうな。筆者は参加してないけど。こんなふうにたまには子ども抜きでオトナ同士で草野球を楽しみ、親交を深めるのも断然悪くない。筆者、昔はよくノックをやったけど、ここ何年かはトントご無沙汰で出番があまりないしだし、バッセンに行った記憶と言えば、20代新婚旅行の最後に富士急ハイランド(?)かどこかで1回やったきりだし。ましてや、ボールもA球で等々力の広いナイター球場でやるらしいしだしだし....。
ウ〜ン、よし、三振した時の言い訳はこれくらいでいいだろうて。
でも、かつてのサッカー小憎の、スポーツ大好き魂に火がついちゃったら知らないかんね。
な〜んて、最後までベンチウォーマーだったりして(^^)
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2010年10月18日月曜日

惨敗と完敗の向こうに

今年も南部リーグが開幕。今日は午前と午後の2試合Wヘッダー。
南部リーグとは、宮前連盟主催の公式戦とは違い、区を南部・北部に分けて、有志のチームが集まって行うもの。もうすぐ卒業となる6年生たちに最後の想い出にと、古豪野川レッドパワーズさんが南部各チームに参加を呼びかけて始まったもの。筆者がフレンズに関わるようになった15年前にはすでにあったから、歴史はもっと古いのだろう。言い出しっぺのレッパさんが提供した立派な優勝旗には、ウチの「○○年優勝有馬フレンズ」の短冊がザックザク。今でもレッパさんはニガ笑いしながら恨めしげに言う。しかし近年、うちはサッパリ優勝旗とは縁遠くなってしまった。

その初戦が対レッドパワーズ戦。試合結果は惨敗。
先発ピッチャーKawaharaは球の球威が増したようで、決して悪くはなかった。10失点のうち自責点はたったの1点。つまりは守備のエラーで周りが足を引っ張った結果である。試合途中、攻守交代の時に選手たちにスコアブックを見せて「喝!」を入れたのだけど効き目なし。まあ、スコアブックを見せたところで奮起出来るわけもないのだけど、今日はいても立ってもいられなかった。
3個も失策を重ねてベストプレイヤーをあげるのはいかがなものか、と自分でもおもうのだけど、ひとつはOhtakeに。いつもボテボテの内野ゴロが多いのだけど、今日は中堅手右横を深く破る久々のタイムリーツーベースを放ったからね。
もうひとつはやはり孤軍奮闘のエースKawaharaに。

第2戦目はお隣チームの有馬子ども会。試合結果は完敗。
惨敗の次は完敗である。ウチは内野安打の1本だけ。8失点のサヨナラコールド負けだ。どんな負け試合でも、光ったプレーをした選手にBP賞をあげるのがこのブログでのコンセプト。しかしながらさすがにこの試合ではいいところナシ。
試合後今年入部した子の父親でもあり、飲み仲間でもあるTanakaさんが筆者にボソリ。
「なんか覇気がないですよね。野球がうまい下手以前の問題のような気がします」と。同感。技術指導うんぬんの前にそこの根本的なところをどうにかしないといけないと思う。抜本的に大ナタを振るうにしても、そのための原因を求めない限りは同じ事の繰り返しであろう。自分も含めて指導陣に名を連ねている以上、これを他人任せ・他人事とせず、正面から向き合う必要があると思う。
その「解」はどこにあるのだろう?
そこかしこの道ばたに落ちているわけではないと知りつつも、足もとの地面ばかりを見ながらトボトボ帰路についた。

さて、気分を変えて!
写真は6年生5人組の一枚。

試合開始前の選手整列とギャラリーたち。

シートノックをするKawakamiコーチ。
会社のチームでは監督兼選手をやっているKawakamiちゃん。今日はうちのチームでの監督代行デビュー戦だった。試合後彼も筆者にボソリ。「デビュー戦が完封負け試合とは...トホホ」
膨大な数の写真を撮っていると、偶然こんな一枚に出くわす。ノッカーが持っているべきノックバットが消えて、まるで素手でノックをしているかのような写真。実は腕の向こうにバットが重なり見えていないだけなんだけどね。

随分前のブログでも同じ現象の写真を載せたことがあった。こちらは更にもうひとつの偶然が重なりちょっと面白い.....この記事は2009年2月の松風スラッガーズ戦だったけど、当時いろいろトラブルがあり、この「晴耕雨読」の初期のブログ記事をかなりの数を削除したのだった。写真だけはWeb上にあったので再掲載しよう。
Kohtaのバットのグリップだけが見えて、バット本体は消えている。代わりにその向こうの黄色いトンボが重なり...黄色い棒切れでバッティングしたかのようでしょ!?(^^)
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2010年10月15日金曜日

ミッキーマウスの肉球

仕事部屋でMacと格闘していると、いつのまにやら愛犬「りん」(ミニチュアダックス=メス)が忍び寄って来る。真剣にマジ忙しい時は絶対に部屋には入れないのだけど、普段は甘えられるとつい膝の上に乗っけてしまう。すると椅子の肘掛けにあごを乗せてご満悦の様子。時にゴソゴソ小生の腰と椅子の背もたれの間にもぐり込み、ムニャムニャ、スヤスヤ。先日この腰と背もたれの間に子犬が挟まってる体勢が、腰痛にいいことに気づいたのである。この体勢だと犬に圧力をかけないように椅子に深く腰掛けることが出来ず、自然と背筋を伸ばさないといけなくなるのだ。それがために猫背にならず、腰に負担がかからなくなる。犬のおかげで猫背が矯正!楽しいフレーズを発見した。最近特に腰痛で腰が重い小生はそれ以来、「りん」のいない時でも普段から腰と背もたれの間に、娘が持っていたぬいぐるみを挟んで座るようにしている。
犬が猫背を直すのなら、背もたれで胃もたれが治るかも...そりゃないか(^^)

しかしながら「りん」もさすがに窮屈と感じ始めると、椅子の脇のサイドデスクに敷いた座布団にそそくさと移動しため息をひとつついてまた寝はじめる。先日その写真を撮った。コレ。↓↓↓

ぬぬぬ!!??前脚の裏のいわゆる「肉球」に注目。↓↓↓

これを発見した瞬間久々に小生のイタズラ魂に火がついちゃった。
「くまのプーさん」がアラスカに移住し、防寒コートを着ているみたいな。↓↓

ん〜...イマイチかな。ディズニーはキャラクターの著作権にものすごい敏感な企業である。(その割に中国のディズニーキャラのパクリは野放しだけど)
今年の年初に書いたブログでは、キットカットのネスレジャパンは小生のパロディーを温かく赦していただいた。
参考→新チーム始動遊び心は大胆に
プーさんで納得のいかない小生は、恐れ多くもディズニーの象徴であるミッキーマウスでこんなん作りました。コレ。↓↓↓

ずっと前から写真やイラスト、デザインなどの著作権というものに興味があるんです。小生もデザイナーの端くれとして。建築や店舗デザインの世界では著作権というものが確立してないけれど。
先日のブログに書いた朝日新聞のスカイツリーの写真引用では、朝日新聞社と直接メールでやりとりし、意外な手厳しい返事をもらった。この顛末はいつかまたブログで書きたいと思います。
ディズニーに怒られるかなあ....?
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2010年10月12日火曜日

改めまして小学生デス

フレンズ毎年恒例のボウリング大会!...といっても筆者は都合で参加出来ず残念。まあ、優勝候補の一角がいなくなったので、みんなやりやすくなっただろうてムフフ。(完全なヒガミです。因に筆者、生涯で数回しかボウリングの経験はありませんが、どういうわけか自信だけは優勝候補並みなのです。オメデタイ奴です)
大会後は地元の某ファミレスで懇親会。大人25名・子どもは弟妹チビッコ含めて33名総勢58人で座敷席を占拠。
写真を整理選択していると、オヤジどものテーブルの写真を見てひとつ気がついた。コーチ・父親たちで11人が飲み会に参加したのだけど、筆者も含めほぼ全員若い頃はナニガシカのスポーツをやっていたということだ。野球が数人に、サッカー、自称バレーボール、自称テニスボーイ、現役バスケットボール、それにラガーメン。しかもみ〜んな共通項は「球技」やはりオトコは球を扱うのが好きな動物のようだ(^^)
夏の合宿の主旨もそうだけど、時にユニフォームを脱ぎ、飲んで食べてしゃべって笑って...これが実にいい。子どもたちが私服姿になるととたんにコドモコドモしちゃって、今更ながらあらためて小学生だったんだなあと気づかされる。普段見れない表情を垣間見ることもできる。
写真はここでは2枚を合成し1点のみ掲載。(古いデジカメなので写りが悪いのはご勘弁)あと数枚はフレンズ公式ブログの掲示板に収納。(パスワード必要です)東有馬美女軍団の妖艶な姿(?)を公開出来ないのが残念! 

今笛が鳴った....。結果は0:0のドロー。
突然話違うけど、サッカー日韓戦は韓国のハンドで本来ならPKで1:0で勝っていたはず。でも野球もそうだけど、「たら・れば」と「審判の判定」には勝てない。
アルゼンチン戦に続きアウェイで、しかもライバル韓国相手にいいゲームだったぞっ!!本田のシュート惜しいっ!!プロには「惜しい」という言葉は通用しない。結果が全てだからね。
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2010年10月11日月曜日

3連休は3連休

土、日、月の3連休は...
土曜は地域の幼稚園の運動会が有馬小グランドで行われるため、練習はなし。
日曜は土曜の雨で幼稚園運動会が順延となり、やはり練習はなし。
結局朝の雨降りで、運動会は中止となったようだけど。園児たちが可哀想。
明日は今度は町内会の運動会でやはり練習はなし。
でも年間恒例、チームのレクリエーションの日だ。今年もボウリング大会とのこと。なぜかここ何年も仕事のカラミでボウリング大会には行けてない。今年もしかり。でも夕方からの懇親会には行くつもり。ワックスの匂いよりもアルコールの匂いに敏感に反応するように身体が出来ているようだ。

ボウリングといえば、息子が入部した頃、同級生に女の子の選手がいた。
さっちゃん。背が高くもの静かでニッコリ笑うとこぼれる白い歯が眩しい美人。どこへ行っても注目の的で、神奈川県大会の時は相手ベンチから偵察隊が来たと思いきや、さにあらず、さっちゃんをひと目見ようとやってきたくらいだ。大人びていたので、うちの息子などは余計にガキンチョに見えてしまうのだった。彼女は大きな大会で最優秀選手賞をもらったほどの、運動神経抜群の子。その当時のボウリング大会で子どもの部の優勝を果たし、大人の部の優勝はその子のお父さんだった。お父さんも野球人で今でも会社のクラブで監督をやっている。DNAですね。

というわけでこの3連休はまさに野球も3連休になっちゃった。
他の少年野球ブログをサクサク見ても、やはり町会運動会などで活動がないというのがいくつかあった。体育の日だもんね。
今日は体育の日。ボウリング大会はいつだっけ?
ん?...明日か?!...あすか....アスカ....飛鳥!
という強引なムチャ振りで写真を掲載。横浜に停泊している超豪華客船「飛鳥2」である。これまたウチのInoueコーチから携帯に届いたものだ。
こんなんで世界一周とかしてみたいよね。キャリーオーバーのロト6で一等賞が当たればの話だけど(^^)
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2010年10月8日金曜日

快挙!!!サッカー日本代表!!!

あ、あ、あ...あの、ア、ア、ア、アルゼンチンに日本代表が勝った!!!

素晴らしいゲームだったと思う。世界ランクなんて関係ない。あのメッシ、テベスを擁するアルゼンチンに1:0で勝ったんだ。長谷部のカミソリのようなシュートに最後まで足を止めずにゴール前へ詰めた岡崎らしい執念のゴール。メッシの右ポストへのピンポイントの素晴らしいフリーキック。それをスーパーセーブした川島。幾度もシュートシーンにからむ本田。今回も中沢らを欠いたDF陣で小さい身体で大きな仕事をしていた長友.....。
最近のブログで日本代表をちょっと酷評したけど、今日のゲームで払拭された。
「勝つ前に兜の緒を締めたのか?」
後半はメッシのゴールが見たくてしょうがなかったけど、1:1になっちゃうとヤだし、そのジレンマ地獄でイライラ。でもやっぱり日本が勝って最高だった。TV中継のアナウンサーが言うように、「本気のアルゼンチン」だったかどうかはわからない。アルゼンチンはこんなもんじゃないはずだけど、極東のアジアのチームに負けることは絶対あっていいはずがない。それだけに本当にいいゲームだったと思う。ゴール前の大渋滞の中を軽快にワンツーの壁パスだけで、キーパーへ迫る流麗なアルゼンチンサッカーをちゃんと途中でカットしていたのも良かった。
またザッケローニ監督の初陣・監督デビュー戦にしては、最高の試合となった。残念だったのは...試合終了後の監督選手のインタビューが時間切れで観れなかったことですね。 スポーツニュースでたっぷり観よっと(^^) 明日の新聞やTVでは大変なことになっているに違いない。
野球で例えるなら...今年の東海大相模が中日か巨人に勝つようなもの。
う〜ん、だいぶ違うか(^^)今の日本はもっと強いぞ。
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スコアブックExcel集計

※検索ワード「野球・スコア・集計・エクセル」などでこの記事をご覧のみなさまへ。
下記のこの記事は2010年に書いたものですが、今でも無料でこの集計エクセルを差し上げてますので、ご苦労なさってる全国の野球スコアラーの方々、ご遠慮なくメールを下さい。出来るだけ早くデータを添付して返信いたします。
※「プロフィール」をクリックし「メール」の文字をクリックすると、お使いのメーラーが立ち上がります。
※最新ブログは画面上の少年野球「晴耕雨読」の文字をクリックすればご覧いただけます。
※2016年2月記。筆者=テッシーより。
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昨年のこの時期は、まだスコアシートの集計を本気でやってなかったと思う。今年はすでに85%くらいは手書きで終わっている。これまで何度かスコアブックの写真入りでここで紹介した。(右アーカイブ「チームをめぐる仕事と遊び」にいくつか掲載)

そろそろデータの入力にかかろう.....と、思う。
そろそろデータの入力にかからなきゃ.....と、考え中。
いい加減データの入力にかかれよ!.....と、もう一人のコワイ自分に叱られる。

昨年オリジナルで作ったExcelの集計表。オリジナルといっても前任者からもらったExcelの項目を打率などは自動計算できるようにし、色をつけてビジュアル的に改良したものだ。ネットで調べるとスコアブックの記入そのものをパソコンでやるものもある。グランドでつけたシートを見ながら、今度はパソコンで同じ内容を入力するようだ。それで年間の数々の集計は自動的にやっちゃうらしい。去年それを発見して一瞬食指が動いたが、これだとグランドで書いた手書きのスコアブックがなんか結果的に紙クズになっちゃうようで、スコアブックが可哀想だからやめた。他にもネットのオンライン上のソフトに入力するものや、HPと一体型になったものまで結構いろいろあった。でも結局は手作りオリジナルのコレに落ち着いた。カラーも好きに出来るしね。
集計項目はスコアブックの圧倒的シェアを誇る「成美堂出版」の項目に、長打率と出塁率を加えたシンプルなもの。このページの他には、6年生だけの入部から卒業までの生涯(?)打撃成績や、投手成績、対戦チームとの成績比較、年間全試合のスコアボードなど、Excel一個のファイルに盛りだくさん。
こんなんで良ければ全国のスコアラーの方、無料スコア集計ソフトを探してる方には、バンバン差し上げたいくらいだ。(メールを下さればいつでも!)
写真は2009年のパソコン上の打撃成績表と投手成績表のショット。飛び飛びの黄色い部分は各項目での最優秀の数字を表している。12月には6年生を送る会で恒例の各賞を子どもたちにあげるのが楽しみである。
ん? おお〜...。
そろそろデータの入力にかかろう.....と、思いつつ、今日もブログで夜も更けてゆくのであった。


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2010年10月7日木曜日

カブッてる?

カブッてる?...ヅラの話ではない(^^)
だいぶ前の朝日新聞、社会面の4コマ漫画。有名な漫画家の人気連載だった。しかしある日掲載された漫画の内容が、以前描いたものと4コマ分全く同じものだったことが判明し、大騒ぎ(?)になったことがあった。後日の本人によるコメントは、暑さでボーッとしていて、知らぬ間に同じ漫画を描いてしまったようです...とのことだった。ネタ切れによる確信犯ではないらしい。十分あり得る話だなあと、その時は思ったものである。むしろ新聞の編集者の責任を問うべきだと思った。

反面教師。最近このブログもテーマを決めてからいざ書く前に「あれ?この話は以前書いたことあったような、ないような...」と思うようになったのである。書く前に以前のブログ記事をさかのぼり、重複してないかどーか検証なんかしてられないし。筆者はまだ2年に満たないけれど、もう何年もやってるベテランブロガーの方たちは何百何千という記事を書いているわけで、どうしているのだろうか。「今」の旬の話だけ日記的に書くのなら問題ないけど、過去の経験談やら、想い出話などはカブッて書いちゃうこともあるのではないだろうか。

今日横浜へ行くバスの中で携帯の中の写真を整理してみた。いらないものを削除したりしてるうちに、アレこの写真は昔ブログに載せたかいな?むむ、これはどーかなあ?などと思い始めた。コレたぶん載せてないと思うので、うちのネコの写真を掲載しちゃおう。(あとで過去の掲載写真調べてみるけど)宮崎駿の「魔女の宅急便」に出て来る黒ネコの「ジジ」とのツーショット写真。あれはヤマトの宅急便が全面的にスポンサーだったので、「黒ネコ」キャラをを意図的に物語に入れたのだろう。"宅急便"というのも固有名詞だしね。
なぜかそのジジが家にあったので、うちの「ぴあの」と一緒に写真に収めてみたらこんなふうな絵が撮れた次第。
ちなみに今年3月にブログに書いたうちのネコの話はコレ↓↓↓
(テキスト部分をクリックでリンクしてます)
「ぴあの」と続編「ぴあの2」
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2010年10月6日水曜日

職質「聞く」と「訊く」

以前にも、運動不足解消のため近くの公園へたまに散歩することは書いた。果たしてその程度の歩行距離で、どれほどの運動不足解消の一助になるのかどうかは怪しいとお思いでしょうけど、少なくとも筆者にとっては効果はあるのである。気分転換という意味でも全然違うわけですね。頭の中のモヤモヤがスッキリするんである。台風一過の東京に、抜けるような青空が出現するような...ってほどでもないけど。

今日も夕方久しぶりにT公園へブラリ。こんな時には普段あまり連絡してない友人や先輩に電話してみる。3人目と電話中に、目の前をどこかで見たことがある子どもがボールを追いかけて行った。むむむ、ウチのチームのOBの子だった。
「おうっ、元気か!」「ハイッ!こんにちは。久しぶりですっ!」
少年野球コーチをやっていて嬉しいと思える瞬間のひとつだ。
だけど...もうそろそろ暗くなってくる頃だ。自転車での帰りに警官から職務質問とかに遭わねばいいが....。

職務質問。略して「職質」。このお話を2題。
今年の春ごろ、ちょっと遠くのBOOK OFFへ本を買いにママチャリで出撃。交差点で左右確認した時に、遠くで原チャリに乗った警官が目の端に映る。そのままペダルをこいでいるとほどなくして、後ろからバイクが急接近してくる気配。(...奴さん来やがったな...)とひとりごちていたら案の定、先ほどの警官だった。業務上の警官としての義務だから仕方ない、つき合ってやっか。
「持ち主は誰なの?」「私です」
「あなたが購入したものなの?」「いや、買ったのは家内ですが」
「どこで買ったの?」.....(んなもん、知らねえよ!と言いたかったがグッと抑えて)
何やら彼の眼の奥にキラ〜ンと光るものが見えた気がした。
無線での照会やらなんやら一通りのやり取りを経たのち無事解放。
その間現場を通りすぎるオバチャンたちには訝(いぶか)しげな目を向けられ、どうにもやり場のない気分の悪い思いをさせられたけど、しょうがないか。20代くらいの若い人で初対面の明らかに年上の者に対して、タメグチ口調で話してくるのにはムッとしたが、オトナの対応で許してやろう。それにしても俺を後ろから追っかけて来た時のバイクのスピードを想像するに、君、間違いなくアレはスピード違反だぞっ。

「職質」もうひとつ。
息子が大学在学中の話。高校時代からバイトをしていた焼肉屋。自宅からかなり遠いので原チャリで通っていた。ある晩、バイトが終わり仲間とワイワイやってさて帰る段になったが、バイクが故障、どうしてもエンジンがかからない。仕方ないので歩いて帰るハメに。夜中の2時頃だ。自宅まで徒歩で1時間は下らない。疲れた身体でとぼとぼ歩いていたらドブ川に朽ち果てたような自転車が投げ棄てられていた。「おっしゃあ!やったね!」と息子はルンルン気分でサビサビドロドロ自転車をギ〜コギコ。
自宅到着寸前で「職質」にあっちゃったのである、不運にも。
駅前の交番へ連行されて事情聴取開始。警官の質問に息子が答え、それを警官が用紙に記録する。最後に、警官が書いたその書面のとおりにそれを直筆で所定の別用紙に書き写せとの指示。
息子は慎重に汚い字で書き写して行く。アイツは親に似ず、字がヘタなのである。キーボードはブラインドタッチが出来ちゃうのに。全部書き上げてから警官がチェック。ところがここを書き直せとの命令...。
「......私は警察官にこの自転車はあなたのものか、と聞かれました。」
これは警官が書いた最初の文章。息子はその文を見ながら気を利かせて、
「......私は警察官にこの自転車はあなたのものか、と訊かれました。」
と漢字を正しく書き換えたらしい。
これをどうしても俺の書いたとおりに書き直せというわけだ。間違った漢字に。
「いやあ、あのお〜、でも〜、漢字はこれが正しいかと...」と抵抗しようとしたが無駄だなと判断した息子は言われるまま間違い字に書き直したそうである。
ゴミ同然の廃棄物を有効再利用して、地球に優しいエコ活動をした結果(?)これで前科一犯だ。でも息子も私も呼び出しをくらった家内も、今となっては笑い話でいい経験になったと思っている。

決して日本の警察官を揶揄するつもりは毛頭ない。むしろ市民のために頑張っている警察官には頭の下がる思いだし、過去にお世話になった感じのいいおまわりさんも知っている。でもこの話のように、「役人仕事」というコトバがあるけど、ニッポンのお役人にはもう少し柔軟なアタマを持ってほしいものだ。
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2010年10月3日日曜日

有馬神明社 輝く神輿

天高く有馬肥ゆる秋...?  馬肥ゆる秋!
秋晴れの今日は午前中ヤボ用でモタモタし、やっとバッグを担ぎ帽子をかぶり、シューズの紐に手をかけたら、遠くから懐かしい音が風に乗ってやってきた。
有馬神明社のお祭りの日だ。一年前もブログを書いていたのを想い出す。
有馬神明社お祭り
あわてて窓から写真を撮り、グランドへ向かいながら間近でアップの写真も数カット。う〜ん、やっぱり金色に輝く神輿は美しい。うしろには可愛いお神輿が追随。担ぎ手はお隣りチームの有馬子ども会野球部の子どもたちだ。みんな元気で楽しそう。川腰代表に挨拶し、有馬川沿いにグランドへ向かう。
午後からは練習試合。平葉ツインズ戦。一試合目は5回までとし、2試合目は低学年中心のチーム編成でやった。
なにしろ半分以上は1年生〜4年生だ。スタメンを発表しても自分の守備位置が今ひとつわからない子。何度も打順を確かめにスコアラーに聞きに来る子。塁に出てもリードを50cmしかとれない子。頭のはるか上空を通過するボール球を必死に打とうとして空振りする子。スコアラーの筆者がひそかに期待していたのは、攻守交代の時にうっかりヘルメットをかぶったまま守備位置につくことだったが、さすがに今日はいなかった、残念。
4回表には5年生Ryuunosukeがマウンドへ。Otsuboコーチの推薦だ。筆者は最初半信半疑だったが、これが予想外にイイ。フォームが安定していること。球が真っすぐに伸びること。そして何よりもストライクが取れることだ。ストライクを投げてヒットを打たれるのは、四死球連発してランナーを出すよりもよっぽどいい。投げている時の眼は輝いていたぞっ。相手チーム打者も低学年なので、力の差があったことを度外視したとしても、打者6人に対して5奪三振、1投邪飛は特筆ものだった。この気持ちを大事に頑張ってほしい。
1試合目のベストプレイヤーは2打点のNabe。
2試合目のBPはチビッコ全員にあげたいところだが、上記理由によりRyuunosukeが初受賞だ。
また、メチャ楽しかったのは...サードに大抜擢された1年生のShougo。ランナー3塁の時に、塁に足をつけてグラブをピッチャー方向に向け、いつ牽制球がきてもOKの構え。なかなか決まってるじゃん、いいぞ。ランナーが一歩、二歩リードをとる。つられてShougoも一歩、二歩ランナーと一緒に横へピタリ。更に三歩四歩リード。Shougoもくっついて行く。グラブはピッチャーに照準を合わせたままだ。気がつけば3塁ベースははるか後方2,3メートルうしろ。Shougoは牽制をもらう構えのままどんどんホームベースへ近づいて...ココロの中で大爆笑!もっと見ていたかったので、注意するのをためらったほどだった(^^)
これだから小さい子の野球は楽しい。
エラーしようが三振しようが構わない。思いっきり元気よく、ますます野球が好きになってくれたらそれでいい。野球に限らずスポーツを始める原点はここにあると思うから。
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2010年10月1日金曜日

旧友と酒と...外は雨(続編)




昨日の続きです...
おでん屋を出てみるとやはりまだ雨は降っていた。男4人は最初に目に入った地下のバーへ。これがなかなかのいい雰囲気。細長いカウンターだけの年季の入ったバーである。野郎どもはそれぞれ好き勝手な酒を注文。俺はこういう店ではオーダーはほとんど決まっているので、すぐにハーパーのオンザロックスをダブルで頼んだ。シングルだとすぐに空になってしまうから。
こうして再会の夜は第2ラウンド。このブログの記述は先のおでん屋での話と前後するけれども....

ナオトは今や某銀行の山形県某市支店長。山形のスポーツ振興のための個人的ボランティアグループ(?)に入っており、中井川先輩も同じグループ。それで今回は千葉国体の選手の応援に来たんだという。
先輩の名刺をもらってびっくり。Jリーグ山形モンテディオのなんとゼネラルマネージャーだ。前任者で初代GMであった人物は俺の山形南高校時代のサッカー部の金村先生。以前からそれは知っていたが、今その後継者GMが中学の先輩だったとは驚いた。
先輩風を一切吹かせることのない、朴訥で気さくな氏の語るところによれば...
電気メーカーの山形NECに就職し、会社のクラブチーム起ち上げに関わり、それが前身となって今のJリーグJ2に登録。前述山形モンテディオの誕生だ。金村先生が退任し少しGM不在のブランクののち、2年前にいきなり中井川さんがGMに抜擢される。新生モンテディオの中枢を担うことになった彼は新監督の招聘から選手の年俸まで管理することに。GM就任後にチームは念願のJ1昇格を果たす。
今でも全国全試合チームに随行しているそうだ。
俺はつい先ほど聞いた中学時代のキャプテンシーを想い出した。

同級生や先輩などと会えば、当然話に花が咲くのは他の友人たちの消息。
上京して郷里から離れて暮らしている俺はもっぱら聞き手になり、数人の友人たちの「今」を楽しく聞いていた。
こんな時気になるのは....みなさんにも経験ありますよね?....好きだったコの消息である。Sさんだ。中学時代その女の子にコクハクしたがふられた。それでも3年間ずっと好きだった。先輩やナオトの話を聞いていると、ほろ苦い想い出が胸の中を満たし始める。結婚して男の子が二人いる家庭を築いているということは以前から知っていた。幸せに暮らしていることを願っていたが、今回旧友から聞かされた彼女の消息は意外なものだった....

マスターに2杯目を作ってもらったはずなのに、気がつけばグラスは氷だけになっていた。最後はサッカー選手なら平気な男同士のハグをして別れた。
久しぶりに旨くて楽しい酒が呑めた。皆に感謝。

終電を気にしながらバーから出てみると、やはり...外は雨だった。
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旧友と酒と...外は雨1

月曜朝、Macの電源をONしたとたんに携帯の着うたが歌い出した。
山形の旧友からの突然の電話。中学時代の同級生タカハシナオトからだ。
「今晩時間あるかあ?」
「今東京に来てんだけど」
「俺たちの先輩もいっしょだよ」
「夕方また電話すっから」
どうやら千葉国体の山形選手の応援に来ているのだという。
夕方、どうにも腑に落ちないまま待ち合わせの神保町へ。いたいた、懐かしい丸顔が。その横には浅黒い中井川先輩。近くの小さなおでん屋の暖簾をくぐる。鼻孔をくすぐるおでんの懐かしい匂いは、旧友たちとの再開による懐かしさと相まっていた。

ナオトとは中学時代3年間ずっと同じクラス。俺はサッカー、ヤツは柔道部。
結婚式には山形から友人代表で呼び、彼の結婚式には東京から山形へ馳せ参じた仲。前回会ったのは数年前、秩父宮ラグビー場だった。彼の息子が東北代表でラグビーの試合にやって来た時、俺も神宮方面へ行き一緒に応援したのが最後。もう滅多に会うこともなく年賀状だけのやりとりだっただけに今回は嬉しかった。
久しぶりの印象。アイツに増えたものは、体重と白髪の本数。押しの強さと減らず口だけは減ってなかった。俺が失ったものは、体力と黒髪の本数。

中井川さんは中学時代のサッカー部の先輩、センターバック・キャプテンだった。背が高くガッチリ系の頼れる先輩。今で言えばオールジャパンのマリノス中沢選手のようなイメージ。今回初めて聞かされたこと。俺は覚えてないが、当時の中学サッカーでは3年生にならないとレギュラーにはなれないという不文律があった。ウサギ跳びと根性論と給水御法度の時代である。中井川先輩が3年主将になった時、2年生でも力のあるヤツはレギュラーにしてくれと、顧問の山川先生に直談判してくれたのだ。それで阿部キュウとシイナと俺をベンチ入りさせたとのこと。瞼の裏がちょっと熱くなる。

少し遅れてナオトの従兄弟が登場。俺は忘却の彼方、ほとんど憶えてないのだが、ナオトの関係で20代の若い頃に彼に会ってるのだった。体育会系の常で自分以外の3人の年上には礼儀正しい。ん、体育会系?名刺をもらって納得。それもそのはず「全日本プロレスリング」の営業部顧問である。職業柄常人には経験なし得ぬ、いろんな世界を垣間見てるはずで、さすがにいい雰囲気をかもしていた。俺が「タカハシさん」と言うと「真壁さん(俺の旧姓)、勘弁して下さいよ。さん付けはやめて下さい、呼び捨てでいいっスから」ますますいいヤツだ。

昔の友人たちと旧交を温めるのは楽しいものだ。昔を懐かしむのは女よりも男のほうがその傾向が強いらしい。
旧友、おでん屋、酒.....外は雨。演歌みたいだね。「旧友」を「和服のイイ女」に読み替えれば演歌「氷雨」に早変わり。

おでん屋を出てもう少し強い酒が呑みたくなり、行き当たりばったりの地下のバーへ野郎4人がなだれ込むのであった.....。
いつもより少し文体を変えて書いてみた。
長文になるのでこの話の続きは次回へ持ち越しです(^^)
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2010年9月29日水曜日

雨 雨 降れ 降れ♪?

『♪雨 雨 降れ 降れ....♪』に続く歌詞はなんでしょう?みなさんはいかがですか?
『♪雨 雨 降れ 降れ、もっと降れェェェェ〜♪』...となれば八代亜紀の演歌。
『♪雨 雨 降れ 降れ、母さんがぁ〜、蛇の目でお迎え嬉しいなぁ〜♪』...とくれば童謡「あめふり」(作詞:北原白秋)ですね。つい先日までは猛暑で、枝豆とヒエヒエの生ビールがあれば世の中怖くないと思っていたのに、ここ数日は一気に気温が下がり、アツアツのおでんとコップ酒なんかで今晩いかが?ってな気分である。しかも雨がからんでいる。土砂降りだったり、はらはら舞ったり大変せわしないことこのうえない。

さて一昨日の日曜はそんな雨の合間の練習試合。対野川レッドパワーズ。一応互いに6年生を除いた5年以下の新チームでやろうとのこと。(後半6年も入れたかどうかはわからない)筆者は試合途中で中座したので結果のスコアはわからないが、前半スコアをつけた内容は....電卓がないと点数をカウント出来ないような試合だった。
全てはこれからだ。
ピッチャーはストライクを投げられること。
キャッチャーはしっかりボールをキャッチすること。
バッターはボールを前へ打ち返し、ランナーはキッチリ走ること....。
つまりは走攻守の基本中の基本ですね。これまでやってきたポジションも一度白紙に戻し、ガラガラポンである。新人戦まで時間がない。せめて相手チームに恥ずかしくない試合をしたいものだ。それには子どもの自覚もさることながら、我々指導者たちの子どもたちへの向き合い方とモチベーションも大切だと思う。

ピッチング、キャッチング、ランニング。冒頭、童謡「あめふり」の歌詞になぞらえて一発、整いました。
『♪雨 雨 晴れ 晴れ、グランドでぇ〜、
野球ができるぞ嬉しいなぁ〜、
ピッチピッチ、キャッチキャッチ、ランランラン♪』

試合途中で私はいったん帰宅し夕方溝の口へ。娘と婿さんのご家族と二度目の会食。とても気さくでハッピーなファミリーなので意気投合、大人子ども12人で二次会はカラオケで大盛り上がり大会。帰りはまた雨。
翌日の昨日は久しぶりの二日酔い。更に郷里山形の中学時代の友人から電話があり、今東京に来てるから今晩飲もうと。
というわけで昨日も終電近くまで神保町で飲み、帰路についたらやっぱり雨。
この旧友との話は近日中にこのブログに書いてみたい(^^)/
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2010年9月26日日曜日

冗長で長文の言い訳

午前の雨のせいで今日は練習・南部リーグの予定はキャンセルとなった。午後はキッチリとした青空が広がったのに残念だ。おかげで小生は図面修正の仕事をやり、あとはのんびりとした日を過ごせたけど。そこでフト気づいて買ったはいいがほとんど読んでない本があったのを思い出す。「はじめてのブログ入門」というハウツー入門書。このブログはGoooooooogle傘下のBloggerという無料ブログサービスを利用して作成している。なんとなく始めているうちにこの入門書のことなどすっかり忘却の彼方。
今日ちょっとパラパラ、ペラペラ、チョリチョリめくってみた。中に書かれていた項目のひとつに、ブログでやってはいけないこと「長い文章は読み手を飽きさせる」というのがあった。極力短文簡潔にということらしい。同意。...でも贅肉をそぎ落としてもまだ長くなっちゃうのです。
もうひとつ。「効果的な空行を入れてみる」。一息つかせるためにも一行空白を作るということだ。全く同意。私も是非やりたいのだけど、このBloggerのテキスト入力設定で一行空けてやると.....↓↓↓

↑↑↑.......ね、こんなにもスペースが空いてしまう。適切な空行スペースではなく、あたかも30分くらい昼寝をはさんだかのごとくの空白になってしまうのです。だから空行を挟むことを躊躇して、止むにやまれず見た目ギッチリになってしまうのです。しかも小生の理想のテキスト改行のポイントは、フォントの大きさの1.5〜2倍くらいなのだけど、これまた残念なことに改行ポイントまで設定できる機能がない。だから余計にギッチリ、カッチリ、キチキチになってしまうのです。(※ただし個々のパソコンやIEやSafariの違いなどにより表示される状況が違うので一概にはいえませんが)
改行&空行...

さて上記の中にカタカナで書かれた3連のコトバがあります。
本をめくる「パラパラ、ペラペラ、チョリチョリ」と
文面見た目「ギッチリ、カッチリ、キチキチ」の2パターン。
このブログでは珍しくないカタカナ擬音擬態語のオンパレード。解説します。
「パラパラ」=右手の親指だけでスピーディーにページをめくる様子。
「ペラペラ」=右手の人差し指で1ページずつめくる様子。
「チョリチョリ」=内容を読んだあと指にツバをつけて次のページをめくる様子。
「ギッチリ」=文字がたくさん詰まってる様子。
「カッチリ」=四角四面で堅苦しい様子。
「キチキチ」=文字どうしの隙間が狭く、窮屈な様子。
一応筆者なりに考慮してるんです。時にオリジナルの造語も考えたりして。
改行&空行...

こんなこと書いてるから冗長で長〜い文になっちゃうんですね。
毎回「読みづらいぜっ!」と思いながらもここまで最後まで読んで下さったみなさまに感謝です。(^^)/~

※アレレ、これをUPして改めて見てみたら空行の間隔が思ったほど空いてないのに気づきました。以前のテンプレートではドカンと空いていたのに....。
次回からは空行もアリだな(^^)

2010年9月23日木曜日

月とスッポリ

今朝の新聞を急いで斜め読みしてすぐにグランドへ練習に行こうと思った。
ところが斜め読みどころか、一面に大きく載った写真にクギづけ。
2010年9月23日付朝日新聞朝刊より

もっとキレイなオリジナル写真はコチラ↓↓↓
asahi.com/ニュース(9月22日)より=建設中の東京スカイツリーの上に浮かぶ中秋の名月
おそらく朝日をとってる方なら今日の朝、誰しも「お〜お!」と思ったのではないだろうか。話題の人工建造物、東京スカイツリーと中秋の名月との絶妙なマッチング。スカイツリーが月をスッポリ抱え込んだような絵。「月とスッポン」じゃないよ。現場の工事進捗状況と1年に1度の中秋の名月がこんなに偶然に重なり合うことに感銘を受けた。しかも一日遅れれば今日のような雨模様でシャッターチャンスはゼロ。この一葉の写真、カメラマン冥利に尽きるのではないだろうか。
この写真に見とれているうちに、外はいつのまにやらポッツリポツポツ...。
気がつけば遠慮という言葉を知らぬかのようなドシャ降りの雨。
あと5分雨が降り出すのが遅ければ、野球帽にジャージにadidasバッグを持ったひとりのオジサンが、全身ずぶ濡れで有馬川のほとりで途方に暮れていたに違いない。朝日新聞の写真に感謝しなくちゃ。スカイツリーと十五夜のお月さんにもね。
Otuboチーマネから、今日の練習は中止との連絡網メールが届いた。
昨晩やっと現時点でのスコアブックの集計が終わった。まだ南部リーグ、新人戦、練習試合とこれからも続くけれども、とりあえずここまで辿り着くことは出来た。これからはExcelの入力に移行しなきゃ。今迄はシートを目で検証しながら手書きの集計。大変だけれどもアナログ作業でそれなりに頭を使い楽しめた。けれどこのExcelの入力ってヤツは全くのデジタルワーク。ひたすら数値を間違えずに打ち込むだけ。関数を与えてる打率などの集計はいいが、あとはコツコツやるだけだ。う〜む、去年の悪夢がムクムク頭をもたげてきやがった。今年はやり方を考えねばと思いつつ、とうとうこの時期だ...。
それはともかく現時点での試合数は、公式戦18戦・練習試合22戦の合計40試合。因に過去県大会まで行ったのは現Satoh監督が6年生だったときの1994年と、筆者の息子が6年生だった1996年の二回。
1994年は49勝6敗1分で勝率8割9分!
1996年は46勝8敗1分で勝率8割5分!(共に練習試合含む)であった。
フレンズではもはや伝説となりつつある黄金期の驚愕の数字である。
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2010年9月22日水曜日

キモカワ...やがてオモスゴBigDog

キモカワってちょっと古い流行語。キモカワ=気持ち悪いのにカワイイ...女子高生あたりが生み出したコトバですよね。
数ヶ月前に深夜番組などのTVで2回ほど目撃したこの動画。衝撃的すぎて小生の両目玉が13cmほど前に飛び出し、片方はコロンと床に落ちてしまったくらいだ。そのあと茶碗にお湯を注ぎ、目玉に手ぬぐいを乗せて入浴させてやったのは言うまでもない。動画といえば御多分にもれずYouTubeですが再生回数は200万回超え。いつかこのブログに紹介したいと思いつつ、すっかり忘れていた。
最初の印象はナンジャコリャ!で、次に正月の獅子舞を連想し人が入ってるのかと思い、更になんかキモチ悪い空気に怯え、最後はメチャクチャ可愛いと感じる気持ちになるのであった。カワイイしまた滑稽ですらある。アメリカ空軍だか陸軍だかが、兵士が入り込めないような山間部で荷物を運ばせるために開発したロボットなんだそうである。ここまで書いてやっと「ああ〜アレかあ!」「もったいつけちゃってオレも知ってるぞ!」と得心された貴兄も多いだろう。横から胴体を男に蹴飛ばされてもなんとか転ばずに持ちこたえるシーン、滑りやすい地面で転びそうになりながら、四肢の運動能力を全て駆使し倒れずに持ち直す姿は、何度見ても面白い。
キモカワがいつのまにオモスゴ...面白くて凄い!と思うようになった次第。
こんなバランス感覚が我々にもあったら...いや、あるのだろうね。人間のそれに近づけようとした結果がこの動きなんだろうな。だから人間臭くて面白いのだろう。
野球に限らずスポーツのほとんどは、四肢を駆使して手足バラバラの動きでも絶対倒れないように、頭のコンピューターが全身の神経に指令を送っているわけだ。本能として。小さい子に緩いゴロを捕らせる練習の際、グラブをとって素手で捕らせることがある。これもまた人間の本能を利用した方法なんだろうね。
さてこの動画を知らなかった方。
騙されたと思って一度ご覧下さい。
「全然面白くないじゃん!」と感じた方は、やっぱり騙されたと思って下さい。
「キモカワオモスゴの大きい犬」です。

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2010年9月21日火曜日

ありがとうございます11111

今日やっと出来た。先日紹介したマグネットボードの新人くん追加ヴァージョン。
つい集中力を欠いたがために、カッターナイフの切っ先があらぬ暴走、ちょっとサイズが小さくなってしまった。あともう少しでシーズンオフ。新しく作る時はちゃんと制作するかんね、今回は勘弁されたし。
(※例によって若干ボカシを入れてます。)

もうひとつ。右の訪問者カウンターがついに「11111」になりました。
いつもいつもこんな駄文の書き散らしブログを読んでいただいてる方に、改めて感謝です。本当にありがとうございますm(_ _)m
もし同じブロガーの方がいらしたら是非相互リンクしませんか?
そもそも自分自身、相互リンクの始め方があまりよくわかっていない。相手のブログへ行ってコメント欄に書込めばいいのだろうか?右の5つのリンクはそうやって貼り込んでいただいたのだけど。
同じ少年野球FォルコンズのハーレーライダーF本さん、「11111」の画像を送っていただいても、¥11,111の賞金は出ませんのであしからず(^^)
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2010年9月20日月曜日

スベらな〜いハナシ

TV番組「スベらな〜い話」あれはチョー面白いですねえ、松本人志。
今日のグランドでは「スベらな〜いハナシ」ではなく、→「スベらな〜いはナシ」→「滑らないは無し」→=スライディングの練習をやった。
選手は三本間に一列に並び、KawakamiコーチのGOサインで一斉に一二塁間のラインへ。到達直前で全員スライディング。次は逆方向へ。今度は牽制球を想定した「バック!」も含めて。上級生のさすがにうまい子、おっかなびっくりのヘッピリ腰の子、下級生の尻餅をついただけの子、などなど。小さい子は滑り台や砂遊び場の延長の感覚で、堅いグランドでも怪我しないように楽しく滑れればまずは合格だろうと思う。1年生などはつい半年前までは幼稚園児だったのだから。これから厳しくなるけどね。覚悟しとけよ(^^)怖くなくなればスライディングは最も楽しいプレーのひとつに違いない。スライディングで二盗を決めたあとに、すかさずスックと立上がり次の塁をうかがうプレーはカッコイイものだ。
筆者は高校1年までサッカー小憎だった。やはり堅い土のグランドで相手のボールを奪いに、平気でスライディングをやっては擦り傷が絶えなかったものだ。更に市の上部大会や、県大会になると芝生の県営グランドでやれるからワクワクして嬉しかった。今でも芝のグランドを見ると血が騒ぐ。
とは言うものの、今小学校の校庭でスライディングの見本演技をやったら、確実に脚・腰・腕の骨を骨折、近くの病院送りになるのは火を見るよりも明らか、明々白々だ。オトナは周りに迷惑をかけてはいけない。だからやんない....なんちゃって。本当は怖くて出来ないのだけれど。でも鉄棒の逆上がりと前回りは今でも出来る。フレンズに入った遥か以前、アラフォーの頃はスライディングを何度かやったことがあるけど、打撲で数日間ヒリヒリするのと、ジャージに穴があき一発でお釈迦になるのでやめた。
「スベらな〜い話」の「オチ」を考えながら書き進めてきたけれど、とうとう「オチ」が見つからないまま終了。朝日新聞の「天声人語」は冒頭文を受けての最後の「オチ」がいつも素晴らしい。読後に胸にストンッと落ちて来て文章の座りがすこぶる居心地いいのである。あんな文章が書ければいいなあ。
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24の瞳?

ウチのチームは近年のチーム存亡の危機を乗り越え、なんとか人数が増えてやっと24名になった。2,3年前には11名くらいの時があり、あの時は解散や近隣チームとの合併、または公式戦を諦めて人数が増えるまで練習に励むか...などといろんな案を話し合ったことが今となっては想い出に変わった。子どもたち同士で誘い合ったり、お母さん繋がりで入部してくれたり...。感謝に堪えません。ありがとう。
増えたといっても低学年の子たちが多い。チーム内にはBチームをそろそろ結成しては?との声もある。チームが二つとなるとグランド共有しつつの練習の割り振りや、クルマ出しや審判の問題、コーチングスタッフBチームの30,29,28の人選などなど、クリアしなきゃいけない問題も簡単ではないし...。しかも今は宮前区連合チーム発足で何かと慌ただしい。本当はコーチ会議を開いてキチンと話し合うべきですね。
さて、それはともかく、試合前にスタメンを決める際の「BBB」=「ベースボールボード」というのがあります、ウチのチームには。(^^)....詳しくはコレ↓↓↓
野球マグネットボード
スタメンボード再び
このマグネットボードは自分で作って言うのもナンですが、本当にスグレモノです。全国の指導者に是非お試しいただきたい...と勝手に思ってるだけですが。この選手個々のマグネットは12月に記念に全員に配ってしまい、新チーム発動の際にはまた一から作り直すわけです。今回は新入部員の子どもたちの分を追加で作るために写真を撮影。4年の期待の新人Koutaを撮ったあと、1〜3年生をまとめてカシャリ。
今の低学年の子はむしろ上級生より明るくて元気だ。子どもらしい笑顔を持っているのが何より素晴らしい。
EXILE風に撮ろうと思ったけど、いつのまにこんなポーズになっちゃった(^^)
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2010年9月18日土曜日

胸の隙間のコルク栓

今日も映画の話です。少年野球の話を期待して訪れていただいた方にはスンマソンです。...「ふたりでゴハン行かない?」と憧れの彼に誘われた女の子が、連れられて入った店が期待してたイタリアンではなく、きたなシュラン的ラーメン屋だった時のような気分でしょうね(^^)
前回ブログで「12人の怒れる男」の白黒映画のことを書いた。実はもっともっといろんな白黒映画のタイトルが浮かんでは消え、消えては浮かびしたのだけど、いちいち触れているとキリがないので胸の隙間に詰め込んで、コルクで栓をした。
昨日の夜は遅くまでスコア集計をやり合宿3試合分終了...う〜んまだ眠くないし、ブログ書くのもちょっと億劫だし、こんな時は...「そうだ!京都へ行こう」チャララララ〜♪....というわけにもいくまい。迷った挙げ句「そうだ!DVDを観よう」...なぜ迷ったかといえば、その時刻はすでに0:00を廻っていて深夜。それから映画を観るとなるとAM2:00になっちゃうから、途中きっと眠くなる。せっかくの映画がもったいないという予見が頭をかすめたからだった。
胸のコルク栓をちょっと緩めてみたら、急激に映画が観たくなり、コルクがスポリンっと抜けた。
観た。TSUTYAディスカスで3週間前から借りっ放しの映画。
延滞料金取られないからいいけど、いい加減もう観なきゃと。
眠くならなかった。こういう映画好きなんだなあ。
「月に囚われた男」(クリックでTSUTYAディスカスの紹介ページへ)

「12人の怒れる男」が密室劇だし偶然これもある意味密室劇の設定、タイトルも「〜男」つながり。随分前の「キューブ」という究極の密室劇映画が面白かった。大ヒットしたためその後雨後のタケノコよろしく、柳の下のドジョウを狙い似たような映画が乱発。この「月に囚われた男」は超低予算で映画のセットは月面にある居住空間のみ。更に恐ろしいことに出演俳優は無名の(?)男優ひとりだけ。正確には地球に住む彼のキレイな奥さんも含めれば2人だけど、95%は男優ひとりなんである。ひとりだけでも淋しく感じないのは彼をサポートする人工知能のロボットがいるのと、彼のクローンが後半....おっといけねえ、映画や本の謎解きや結末は言ってはいけません。
観ながら思ったこと。
主人公の歯が抜けるシーンと地球へ帰還する場面は正に「ブレードランナー」を彷彿とさせた。「ブレードランナー」と違うのはクローン(=レプリカント)と人間
の生死が逆転してること。更に月面のシーンでは大昔のイギリスTVドラマ「謎の円盤UFO」の感じにすごく似てること。チャチな特撮、CGがかえって味が出ていて良い。演出と設定の甘さがやや鼻につくけど(何をエラそうに!)それを差し引いても面白かった。
これを冗長で退屈な映画とみる向きもあろう。だからお薦めはしない。
でも小生はこういうマニアックな映画大好き。
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2010年9月16日木曜日

13人の無粋なる男


好きな映画のひとつにヘンリー・フォンダ製作主演の「12人の怒れる男」という1957年のアメリカ映画がある。僕が生まれる以前の作品で白黒映画だ。確か20代の頃レンタルビデオで観て、その後2,3回繰り返し借りてる。知ってる方もいらっしゃるとは思うけど、12人の陪審員が蒸し暑い密室の中で、犯罪を裁くための討論を繰り広げる人間模様。偏見や状況に流されず真実に徐々に迫って行くヘンリー・フォンダの熱演が素晴らしい。
コンピューターグラフィックス全盛、近年は3D技術まで導入され始め、ちょっとやそっとのCG映像では感激しなくなった。最新技術によるキレイなオドロキ映像に目がすっかり慣れてしまった昨今、たまにはこんなモノクロの密室劇もいい。
ただ自分の好きな映画を人に押し売りするのは、極力避けている。
自分の価値観と他人のそれとは違っていてあたりまえ。自分が面白いと思った映画でも人によっては全くツマラナイものだったりするからね。逆に熱心に勧められて観たはいいが、アクビ連発だったりもする。「赤の他人の結婚式のビデオ」を延々見せられることほどつらいものはない...という言葉があるけど、ちょと似ている。
もっと分かりやすく例えるなら、恵比寿の「香月」(かずき)という有名なラーメン屋があって僕は大好きなんだけど、ある時その話を先輩に言ったら、彼はあんなまずいラーメンは二度と喰いたくないと言う。
人の好きずきは十人十色。蓼食う虫も好きずき。...アレ、意味がちょっと違うか(^^)
だから、映画や本の押し売りはしたくないけど、それでも敢えて勧めたくなるのが人情。その際は絶対自信があるものしか勧めない。つまらんかったらゴメンね、の一言を添えて。前出「12人の怒れる男」はその中の1本ですね。
さあて、ブログタイトル「13人の無粋な男」はこの映画タイトルに引っ掛けただけ。全くなんの繋がりもない。これを書くために映画の話を延々やっちゃった。
私のクライアントでもあり、前の会社の同僚でもあり、20年来の飲み友達でもある同い年のUme氏。普段はUmeちゃんと呼んでいる。彼の会社はこのブログページ右にあるSマークの「住まいる」という住宅リフォームを生業としている。今迄このSマークやホームページの一部をデザインしたり、会社案内を作ったりしてきたけど、今回HPを一新するにあたり、従業員の紹介を写真ではなく似顔絵のイラストにしたいとのこと。完成品を見てバカウケだった。
似顔絵というのは誰がなんと言おうとも「目」が命。目が似てるか否かで90%以上合否が決まる。「画竜点睛を欠く」というのは本来は、最後の肝心な仕上げを怠ることで全てが台無しになるという意味だけど、この「点」=「目」は似顔絵の「目」と同じニュアンスが含まれており言い得て妙である。
元になった写真は半分笑顔、半分イカツイ顔。「住まいる」だけにみんな笑顔にしなくちゃならない。職人だから無粋なのは仕方ない。でも無粋な男が白い歯をニッと見せて笑ったらこれほどカッコイイものもない。ガテン系の男がヴォーカルオーディションでモテるのも頷けるよね。
昨日完成したこのイラストは10月あたりから一新するHPに載るので、まだ未発表だけど、社長Umeちゃんの許諾を得て掲載。(※クリックで拡大)
しまった!今日もまたブログネタ「映画」と「似顔絵」2つも使いきっちゃった。
2回に分ければよかったなあ...。
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