2018年9月9日日曜日

終わりの夏

いよいよ宮前秋季大会最終日なんである。まずはここに至るまでの連盟事務局方、役員、審判部の並々ならぬ陰の労力にエールを送りたい。各チームは当たり前のように大会に参加できる感覚があるのは仕方ないが、その裏では様々な連盟の配慮や進行、調整、決断があってこそなんである。やっと迎えた長い秋季の最終日は計4試合、本大会準決2試合、オープン戦決勝、そして本大会決勝であった。

フレンズは昨日県大会優勝を果たしたばかりの神奈川王者、白幡台イーグルス戦。この夏を怒涛の勢いで駆け抜けてきたイーグルス。あの頃の3年前のフレンズを見ているようで懐かしいと言えば不遜で傲慢だろうか。この夏の試合疲れは否めないのでは。いやいや逆に波に乗って更に勢いが増しているのでは。どちらにしても今の勢いのあるフレンズならばもしかしてもしかするとの期待感は決してゼロパーセントではない。むしろ失うものは何もない強みで、少ないチャンスをものに出来れば決して悲観する必要はない。というのがここ一週間夜も寝ずに考えた筆者の個人的見立てであった。
或いは一方で完膚なきまでに一蹴されるのではないかとの思いもないではない。しかし前者の考えが優ってこの日を迎えたのだった。こんなに思うのは、この一戦が川崎上部大会へ向けて「単独か連合か」という瀬戸際の戦いでもあるからだった。

さてここからは写真中心に、コメント少なめにて。

Eは準決でエースMitakeくんを投入、Fは重量速球派のAkiがマウンドへ。

ライトのファインプレーでちょっぴりハニカミながらベンチへ戻るRiko。全員から祝福を受ける。
3回Fは主将Shohがこの日2本目の安打を放ち、一人気を吐く大活躍。対するEは普段の猛攻打線はどこへやら、いつもの長打連打が出ずになかなかAkiを攻略出来ず、拮抗した展開になった。
Akiの犠牲フライでShohがタッチアップ、果敢に本塁を陥れてなんとかFが1点先制する。

本塁クロスプレー。

しかしその裏Eはすかざす逆転に成功、1:2とする。王者の貫禄さえ漂う。

箸休めのワンカット。

Fの守備の場面であった。強烈なレフトへのライナー性の打球が耳をつんざき空を切る。それをレフト守備のTsukasaが背走しながらジャンプし見事に捕球、レフトへ拳を差し出し大いに湧くF応援団。

筆者の目の前にあったのはE軍団の応援T。「白幡台ハンパなねぇ」そりゃあ、知ってるさ、今までの今年の活躍は実にハンパないわけで。

最後の打席で代打に立ったのは6年生Kazuki。最後まで諦めない気迫がこもっていた。入部した時の幼さを思えば本当に心も体も成長した。彼は特に指導者や親に多くのファンを持つ存在なんである。鬼気迫ると言っては大袈裟だろうか。私は普段温厚でおとなしい彼の、こんな気迫のこもった表情を初めて見た。レンズ越しに発見して、ちょっと感動してしまったんであった。実にカッコいい男の顔になった。


この打席がフレンズに夏の終わりを告げた。
しかし宮前の今年の2強、神奈川王者、強豪イーグルスを僅か3安打(内、内野安打1。FはShohの2安打)に抑えた投手陣。守備には失策が多かったけれど、それでも今のフレンズナインを讃えたいと思うのであった。拮抗した投手戦の1:3で幕を閉じたのだった。

オレンジ開会式写真、このあとの本大会もう一つの準決、決勝戦、オープン戦決勝、そして閉会式の模様はまた次回ブログでご勘弁なんである。
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